シミやくすみ、肌の将来に影響を及ぼす紫外線対策とは
肌にとって紫外線は様々な問題を引き起こすきっかけになる事は理解しているものの、外出前に塗布する事を忘れてしまったり家事の僅かな時間のみという理由で対策をせずに外に出る方は珍しくありません。
そのように、急いでいる時や外出する時間が僅かである時でも抜かりなく対策を行わなければ太陽光を受ければ肌が保護する仕組みが働くようになるため、大量に生み出されたメラニン色素によりシミが発生しやすくなりますし、肌の深層部まで行き届く特性上真皮にあるコラーゲンに至るまで傷が生じてたるみやシワに繋がります。
紫外線が与える肌へのダメージ
太陽光を受けた事が関係して肌に生じる変化がわかりにくいと感じる方も少なくないですが、太陽光が肌に与える変化について知りたい時には自らの二の腕に目を向けてみると良いです。
二の腕における内側の部分は、普段の生活の中で光が当たりにくいので色が白い上に指で触れた時にも滑らかな印象ですが、反対側の面や長袖でも露出し続ける手の甲などはくすんだ印象であったり、内側よりも表皮が硬化しています。
同じ人間かつ、内側と外側といった近い部位であるのにも関わらず肌触りや色などが大きく異なる様子からもわかるように、紫外線が与える影響は大きいため、いつまでも若々しい肌で過ごし続けるには対策を十分に行う事が大事です。
日焼け止めクリームを塗るときのポイント
日々しっかりとした対策を継続して行う時に重宝するのが日焼け止めクリームですが、気軽に使えるからこそ独自の使い方が行われやすいので、より肌が紫外線から守れる使い方を今一度把握しておきましょう。
日焼け止めクリームを使用する時には肌に塗布する量がポイントであり、薄く塗り拡げると本来よりも紫外線が肌に届いてしまうため適量を使用する事が大切ですが、適量がわからなかったり意識していても薄くなる時には重ね塗りをして調節すると良いです。
同じく重ね塗りをする事によって防げる事として挙げられるのが塗りムラが生じないようにできる様子で、塗りムラを予防したい時には塗布する時にリキッドファンデーションを用いる時のようにスポンジを使うのも良い方法です。
また、メイクは外出前に行った後に外出中にメイク直しをする事も珍しくないですが、日焼け止めクリームに関してもメイクのように2時間に1度の頻度で塗り直すと良いです。
メイクの下地として日焼け止めクリームを使用しているのなら、メイクを施した状態でも使用可能なパウダータイプもしくはスプレータイプを使用する方法もあります。
日焼け止めクリームを使用して紫外線の対策をする時に忘れてしまう方が多いのが首やデコルテ、手の甲であり足の甲が露出している履物を履くのなら足の甲も忘れずに塗りましょう。
そして、日焼け止めクリームが活躍する夏は1年間の中でも湿度が高めに推移する傾向にあるものの、強い太陽光や冷房などにより乾燥状態が引き起こされやすいので、使用時に乳液を混ぜ合わせると保湿力が向上します。
尚且つ、目を介して受けた紫外線による刺激によっても体内ではメラニンが生成されるため、より徹底した対策をしたいのなら外出時に対策に繋げられる働きを持っているサングラスを着用したり、帽子を使用するといった意識も持ちましょう。
もし日焼けしてしまったときのアフターケア
対策をしていたのにも関わらず日焼けした時にはアフターケアが大切であり、速やかに日焼けした所を冷やすだけで鎮静作用が得られてシワが防げます。
冷やした後はシミを防ぐべくすぐに美白成分を入れたい気持ちが高まりますが、美白成分を入れる前に保湿をじっくりと行い、保湿をしてから美白美容液を対象の部位に対して与えます。
美白美容液を使用する時にはコットンまたは部分的に使えるシートに液剤を十分に染み込ませてから張り付け、より浸透させたいのなら最上部にラップを用いるとより良いです。