外出中にガラスに映った自身の姿を見た時や写真を介して自身の姿を見た時に姿勢の悪さについて気になった場合は、速やかにキレイな姿勢を意識する事によって基礎代謝が高められます。

 

元来は良い姿勢で過ごしていたのにも関わらず自然に姿勢が悪くなる理由は生活習慣が深く関係しており、特にデスクワークに励む機会が多かったりスマートフォンを操作する機会が多い方は姿勢が変化しやすいです。

 

他にも着座する時の座り方が正しくなかったり、運動不足によって筋肉が小さくなっていて身体が支えられない様子も姿勢が悪くなる理由です。

 

さらに、強い緊張感を持ち続けていたり慢性的にストレスを感じ続けているといった心の負担も姿勢に影響しやすく、あらゆる理由で姿勢が悪くなった時には猫背や反り腰などが見られる事例が多いです。

 

 

キレイな姿勢を意識する

悪くなっている姿勢を正しい状態に戻すには、キレイな姿勢を理解しておく必要があるため自身の身体を横から眺めてみて耳や肩、腰の骨やくるぶしといった要所要所が一直線上になっているか確認しましょう。

 

キレイな姿勢のままで過ごし続けるには身体が緊張状態にならないように緩めつつ真っ直ぐの状態で立つのがポイントであり、全身を支える足に関しては親指に近い所にある母子球や小指の根本、かかとでバランスが良い状態にするのが大事です。

 

姿勢を維持する時に力が入りすぎてしまうのなら腹式呼吸を意識的に行えば筋肉の緊張状態を緩める事ができるため、ゆっくりと鼻から息を吸いつつ腹部を膨らませて、その後鼻から息を吐き出しつつ腹部を窪ませましょう。

 

そのように意識的に呼吸を行おうとした時に肩が上下してしまうと力が入っている事になるので、肩が上下していない様子にも常に目を向けるようにするのも大切です。

 

 

キレイな姿勢になるためのエクササイズ

そして、姿勢が悪くなったのと同時に悩みの種になる事が多いのが太りやすくなる事ですが、姿勢が悪くなると代謝も悪くなって太りやすくなる仕組みから、普段から背筋は真っ直ぐに伸ばしつつ腹部を窪ませるように過ごしていれば背中の筋肉と腹部の筋肉が強くなるため代謝アップし太りにくくなります。

 

そういった日常生活を送りながら行えるアプローチと共に、キレイな姿勢を手に入れるべくエクササイズも取り入れるとより美しい姿勢になれます。

 

キレイな姿勢のためにエクササイズを行う時はすぐに用意できる身近な物を活用する事ができるのも特徴的で、タオルを使って行うのなら腰の幅に足を開いた上で両手に持ったタオルをしっかりと伸ばしつつ肩の幅まで広げます。

 

タオルを手にしながら息を吸い、両方の腕が真っ直ぐになったまま頭上まで上げ、その後は息を吐き出しつつ肘を引いてタオルが後頭部を通過して肩に到達するまで下ろしましょう。

 

開始して間もない段階の時は一連の動きで負担を覚える事は珍しくないですが、慣れてくるとゆっくりと行えるようになる上に、肘を曲げた時にはそのままの状態で維持できるようにもなるため、肩の筋肉の柔軟性が高められるようにもなります。

 

キレイな姿勢を目指して他のエクササイズを行いたい時にはバレエに則った方法を行うのも良い方法であり、バレエの方法を行う時には腰に両手を当ててから足の指を僅かに外側に向けつつ肩の幅で足を開きます。

 

つま先が向いている方向と同じ方向に向かって膝を向けながら曲げ、膝を曲げた後は足の裏側を用いて床面を押しつつゆっくりと曲げた膝を伸ばしていきましょう。

 

その後両方の腕を頭の上まで上げて、頭の上にて輪ができるようにしつつつま先立ちをしますが、つま先立ちをする時には臀部の筋肉に力を入れて10秒間にわたって維持するとより美しい様子になれます。

 

加えて、1日の中で肩甲骨の周囲にある筋組織を意識して動かすようにすれば、猫背が解消されて代謝アップしつつ美しい見た目になります。